2024-09-11

やまびこ通信 2024年9月号 No.202

 8月の活動

8月14日(水)定例会・勉強会

    午後 夏!体験ボランティア2024

8月18日(日)ユニバーサル部会

8月28日(水)定例会・勉強会

   午後 夏!体験ボランティア2024


9月の予定

9月8日(日)ユニバーサル部会      

9月8日(日)午後バリアフリー映画会

9月11日(水)定例会・勉強会9月25日

9月25日(水)定例会・午後  役員会


今後の予定

10月24日   (木)   音訳グループ連絡会の講演会

11月10日(日) バリアフリー朗読会 〔11月6日(水)リハーサル〕

平成6年度音訳者講習会(中級研修)全6回 於 都立多摩図書館


録音図書(デイジー版CD)製作 

・北区立図書館情報2024年8月および北区の部屋だより第180号  1時間

・北視協通信                            15分

・北区こぼれ話3                          6時間30分

対面音訳実績

8月    18時間   累計 146時間 


十条台句会より寄稿(選者 十条台句会会長) 

  一瞬の 願いためらう 流れ星

                  英子

 いっしゅんの  ねがいためらう ながれぼし

                 えいこ


会員雑記

 音訳者養成講座で、音訳者の基本的態度とは、約束事を守り視覚代替に徹すること、と学びました。「何も足さない、何も引かない、色を付けない、味を付けない」講師の先生が繰り返し教えてくださったことです。
「節をつけない、歌い上げない、ただ真っ直ぐに」ということをNHKのアナウンス訓練で一番先にたたき込まれたと、山根基世さんも書いておられました。
 なるほど、なるほど…しかし、これが一番難しい。自分の録音の声を聞いてみると、そんなつもりもないのにヘンな色、臭い、節、クセだらけじゃありませんか。聞いていると、ガマの油のような嫌な汗が出てきます。何故か今までの人生のしくじりが走馬灯のように脳内を巡ります。時に誤魔化したり、カッコつけたり、多少のズルをして過ごしてきたツケが、今この声になって表れたのではなかろうか。誰に謝っていいのか分かりませんが、ごめんなさいとひれ伏したいような妙な反省までしてしまいます。
 しかし…待てよと、容易に反省したくない私はもう一度考えます。「何も足さない、引かない、色を付けない、味を付けない」これは理想の境地ではないのかと。
 開高健が「陸前ガニを洗面器いっぱい人に剥いてもらって、ただ一心に食べるのは最高だが、それよりも何と言っても一番うまいのは雪解けの頃の山の湧き水だ。」みたいなことを書いていました。世界中の美食、美酒に飽食したような人が、水が一番うまいと。それなら初めっから酒なんか飲まずに水飲んでろよと、思わず突っ込みたくもなりますが、ん?上善如水とはこのようなことか?
 思えば『視覚代替に徹した読み』というのは、春先の湧水のようなものかもしれません。容易に出来ることではない、理想の境地として心の中に持っていたいものかもしれません。
 とちっては直し、自分を知り、毎日少しずつ積み重ねれば、いつかはさらさらと澄んだ水が流れるような読みが出来る日が来るかもしれない。この歳になっても、目指す理想の境地を持てるのは幸せなことかもしれない。それが出来るようになる前に死んでしまう公算も大きいが、まあ気長にやってみようと思う今日この頃です。                           J.O.


Let's Try!! 9月 

今回はクイズで

次の3つに共通するものは何でしょう。  

1.5球スーパー

2.村岡花子   「ごきげんよう」

3.お話出てこい

   *お助け・ポッドキャスト・らじるらじる・ワイドFM

読んでみましょう 

今回は夏を飛び越えて秋の季語です

 ①生身魂(    )   ②稲負鳥(     )  ③蝗捕り(     )

 ④梶鞠(     )   ⑤毛見(     )   ⑥菊の着綿(      )

 ⑦死人花(     )  ⑧誓文払(    )   ⑨司飯(       )

 ⑩蚯蚓鳴く(    )  ⑪無月(     )

                          (絶滅寸前季語事典目次より引用)


8月解答

①愛林日(あいりんび)   ②翌なき春(あすなきはる)

③魚氷に上る(うおひにのぼる)  ④寒食(かんしょく)  ⑤蚕飼(こがい)

⑥春窮(しゅんきゅう)  ⑦善根宿(ぜんこんやど)  ⑧鳴鳥狩(ないとがり)

⑨出代(でがわり)   ⑩養花天(ようかてん)

                          (絶滅寸前季語事典目次より引用)


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